プレスリリース

ライブドア、IPv6ネットワークを使ったコンテンツ配信実証実験を開始

 インターネット事業会社である株式会社ライブドア(本社:東京都新宿区 代表取締役社長:出澤剛 以下ライブドア)は、有限会社未来検索ブラジル(本社:東京都渋谷区 代表取締役社長:深水英一郎 以下未来検索ブラジル)と共同し、2008年8月からIPv6※の普及推進、技術的問題の検証と性能や稼動状況の調査評価を目的とした、IPv6ユーザ専用のコンテンツの配信実証実験を行います。

 現在のインターネットは、1980年代に標準化されたIPv4が一般的です。しかし、近年のインターネットの急速な普及・インターネットを利用する機器の増加により、深刻なIPv4アドレスの枯渇問題が生じています。IPv6はこの問題を解決するための次世代のしくみとして期待されています。ライブドアは、2008年設立の研究部門において各学術機関と共同し、IPv6上でリアルなコンテンツを提供、実用化を進めることで、IPv6主流化を推進しインターネット界に技術貢献することを目指します。また、IPv6移行前の早い段階で、ユーザ自身が実際のコンテンツで試すことにより、使用感を実感いただき、その状況をフィードバックして最先端のインターネットサービス環境の構築に努めます。今回の実証実験を通じ、ライブドアではIPv4からIPv6へのスムーズな移行を行い、混乱と不備を避けた防御策を講じることが可能と考えています。

※IP(Internet Protocol):インターネット上で通信を行うための約束事(プロトコル)・手順のこと。現在使われているのは「IPv4」

■ 実証実験概要

 本コンテンツ配信実証実験では、P2P技術を採用したオーバーレイネットワークをIPv6網上に展開、IPv6ユーザ向けに「掲示板」コンテンツ(2ちゃんねる掲示板内にIPv6板を設立)を提供し、技術的問題の検証、及び性能、稼働状況の調査を行います。技術サポートを未来検索ブラジル、掲示板サーバとIPv6接続運用サポートをライブドアが担当します。IPv6網へはWIDEプロジェクトと協力して配信いたします。将来的には、既設の2ちゃんねる全掲示板をv6網から閲覧可能とすることを予定しています。

◇サーバ・ネットワーク運用サポート:ライブドア http://www.livedoor.com/
◇技術サポート:未来検索ブラジル http://razil.jp/
◇IPv6網への配信:WIDEプロジェクト http://www.wide.ad.jp/index-j.html

■ ライブドア 研究部門 について

 通信技術競争力を強化するため、技術者の育成・技術力の蓄積を図るために設立。また、人材採用助勢を目的とした技術研究活動を専門に行う技術研究室としての役割も担います。

・名称 :ライブドア ネットワーク事業部 通信環境技術研究室
・設立 :2008年4月
・所在地:東京都新宿区新宿5-11-22 中島ビル
・代表 :ネットワーク事業部 執行役員 CTA 伊勢幸一

■ IPv6 について

 最大の特徴は、IPアドレスの数が事実上ほぼ無限に広がることです。また、セキュリティに機能についても、認証および暗号化のための拡張機能を実装することが義務化され、ユーザ認証やパケット暗号化、なりすまし防止などの機能を標準で装備しています。このほか、経路情報の集約、ステートレスアドレス自動設定などの機構が標準仕様として定義されています。

■ 参考資料

◇ 有限会社未来検索ブラジル http://razil.jp/
本社所在地:東京都渋谷区代々木5丁目59番5号 東信代々木ビル2F
設立:2003年4月
資本金:1300万円
代表者:代表取締役 深水英一郎
事業内容:インターネット技術コンサルテーション、システムインテグレーション、検索ASP事業メディア開発、オンラインコミュニティコンサルテーション

◇ WIDEプロジェクト http://www.wide.ad.jp/index-j.html
活動拠点:神奈川県藤沢市遠藤5322 慶應義塾大学環境情報学部 村井研究室
設立:1988年
代表者:村井純(学校法人慶應義塾常任理事 兼 慶應義塾大学環境情報学部教授)
活動内容:インターネット関連技術の実践的な研究開発を行う研究コンソーシアムで、100社を超える企業組織および40大学などど幅広い分野で共同研究を行っている。

■本件に関するお問い合わせ先

  • 株式会社ライブドア 広報グループ
    南郷(なんごう)あかり
    TEL:03-5155-0100/FAX:03-5155-0101
    E-mail:press@livedoor.jp

    有限会社未来検索ブラジル
    E-mail:qa@razil.jp

    WIDEプロジェクト
    E-mail:press@wide.ad.jp